ピルの基本知識・服用前

低用量ピルの始め方┃病院の選び方から処方してもらう方法などピルが初めての方必見情報!

低用量ピルは経口避妊薬(CO)といわれ、毎日正しく服用することで避妊や月経周期の改善、生理痛の緩和などの効果が期待できます。一般的にこの低用量ピルのことを『ピル』と呼ばれています。

でも、ピルを始めるにあたって何をどうしたらいいか分からない..ことっていっぱいありますよね

ピルを始めるきっかけは人それぞれですが、デリケートなケースが多く、なかなか人に相談もしずらいことがほとんど。

それに、どこの病院へ行ったらいいのか、どんなピルを服用したらいいのかなど分からない事がたくさんありますよね。

今回は、ピルが初めての方向けに『ピルの始め方』についてわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

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低用量ピルの始め方3ステップ

低用量ピルを始めるためには、まずはピルを服用する目的を明確にすることと、処方してもらえる医療機関を探すところから始めましょう。

1.低用量ピルをはじめる理由を明確に

ひとくちにピルといっても、ピルには様々な種類があり、その人の『目的』によって使用されるピルの種類が異なります。

避妊が目的の場合は、トリキュラーマーベロンといった低用量ピルを服用している方が多いです。

ひどい生理痛を伴う月経困難症や子宮内膜症などの治療の場合はヤーズヤーズフレックスなどの超低用量ピルを用いるケースもあり、その人の使用目的によって医師が最適のピルを選んでくれます。

生理日を移動させたい場合にも低用量ピル中用量ピルが使用されます。

また、特に生理痛が酷くなくて、避妊を目的としなくても、ピルを服用する女性も増えてきています。ピルを飲むことで生理周期が安定し、生理日が分かりやすくなり旅行などのスケジューリングも行いやすいというメリットがあるからです。

ピルを始めようと思ったら医師の問診でピルを始める目的をしっかり伝えることが大切です。

2.低用量ピルの取り扱いがある医療機関を見つける

低用量ピルは医師の処方箋が必要な医薬品です。ですから薬局などに売っているわけではありません。

海外では薬局や自動販売機でも売っているポピュラーな医薬品ですが、日本ではピルを取り扱っている医療機関で処方してもらう必要があります。

ピルを始めるにあたって、まずはピルを処方してもらえる婦人科や産婦人科がある病院を探すところから始めましょう

婦人科や産婦人科がある病院でも、ピルの取り扱いがある場合とそうでない場合があります。また、美容外科や歯科でもピルの取り扱いがあるケースも。

それから、東京や大阪を始めとする都心なら、ピルを取り扱っている病院は数多くありますが、地方に行くほど対象の医療機関がかなり少ないため、最寄りにピルを取り扱っている病院がない場合は、オンライン処方を利用する方も近頃は増えてきています。

診察や処方を受けるために定期的に病院へ行く必要があるので、できるだけ近場の病院で済ませたほうが楽だと思います。

近くの病院が見つかったら、その病院の口コミも確認しておきましょう。

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3.低用量ピルを始めるためにまずは診察を

ピルの処方がある病院が見つかったら、さっそく予約して診察をしてもらいましょう。電話で事前予約するとスムーズですよ。

低用量ピルを始めるにあたって、まずは医師に診察してもらう必要があります。低用量ピルはホルモンを含む医薬品のため、副作用が伴うケースがあるからです。

ピルの副作用には頭痛や吐き気など(※下記で詳しく解説します)がありますが、最も怖い副作用として血栓症があげられます。

ピルによって血栓症を発症し亡くなってしまうのは10万人に1人程度で多くはありませんが、ピルを服用すると血栓症になる確率が上がるため気を付けておきたい病気です

血栓症体質の方やたばこを吸う方、高齢の方は血栓症のリスクが高まるため、ピルを服用することが出来ない場合が多いです。

診察内容としては、ほとんどが問診や血圧検査、血液検査です。ひどい生理痛の場合など、症状によっては内診も行われる場合があります。

低用量ピルを始める前に知っておきたいこと

ピルを始める際は、医師から説明があると思いますが、事前にピルの事を知っておくことも大切です。ここでは一般的なピルの効果や飲み方、ピル服用中の生理やピルの様々な種類について解説します。

低用量ピルの効果

ピルを服用することで排卵が抑制されるためほぼ100%の確率で避妊することができます。

ピルには女性ホルモンである卵胞ホルモンと黄体ホルモンが含まれていて、体内のホルモンバランスを強制的に変化する作用があります。そのため、脳が『妊娠している』と思い込んで排卵を抑制します。

さらに、受精卵のベッドである子宮内膜の肥厚を抑制し、もし排卵や受精が起こっても子宮内膜に着床しにくい状況をつくります。

また、排卵がなくなることで子宮が休まります。子宮の収縮が軽減されることで、PMSや月経痛の症状の軽減につながります。

低用量ピルの飲み方

一般的な低用量ピルは、1シートに21錠の有効成分が入った錠剤と7錠の偽薬が入っています。21日間ホルモンが配合されている錠剤を飲み続け、7日間の休薬期間を設け、28日を1周期としています。

低用量ピルには21錠タイプと28錠タイプがあり、ピルが初めての方は7錠のプラセボ錠(偽薬)が入っていピルを選んだほうが飲み忘れ防止になりますよ

生理が始まった日やその数日以内に飲みはじめ、その日から毎日決まった時間に1錠服用します。

決まった時間といっても、数分のずれも許されないというわけではありません。少し寝坊して1時間遅れてしまっても特に問題ありませんが、基本的には毎日同じ時間で服用することが好ましいので、朝ごはんの後など習慣化できる時間を決めておきましょう。

半日や丸一日の飲み忘れの場合は、ピルによる避妊効果が薄れている可能性があります。性行為の際はコンドームなどの避妊道具を使用しましょう。

プラセボ錠(偽薬)は飲み忘れても、有効成分が含まれていないので特に問題ないですよ

低用量ピルと生理

ピルを服用することで生理周期が安定します。

一般的には21錠を飲み終えて休薬期間に入るタイミングで生理がきます。正しくは、この時の生理を消退出血といいます。

これは、ホルモンが含まれる錠剤を飲まなくなることで、体内のホルモンバランスが変化して子宮内膜が剥がれ落ちることで出血が起こるためです。

ピルを飲み忘れるとまれに少量の出血、不正出血が起こる場合がありますがこれが原因です

これは個人差がありますが、ピルを服用することで普段の生理よりも出血量が少なくなることや、生理っぽい生理が来なくなることもあります。

また、ピルを正しく服用していれば、生理(消退出血)は休薬期間にきますので、旅行や大切なイベントのスケジューリングも簡単にできるようになります。

低用量ピルの種類

ピルには種類がたくさんあります。

まず『世代』があり、第一世代~第四世代まで分類されています。第一世代はかなり以前から使用されているピルで、やや副作用が強い傾向があります。第二、第三世代と続くほど、前の世代の副作用の強さなどが改良されて造られています。

次に『相性』の違いがあります。国内では一相性と三相性があり、一相性は錠剤すべてに同じホルモン量が配合されています。三相性は、ホルモン量が異なる錠剤が3段階に分かれていて、身体の自然なホルモンバランスに近いため副作用が少ないといわれています。

ピルが初めての方はトリキュラーやトリキュラーのジェネリックをすすめられることが多く、これはトリキュラーが第二世代の三相性のピルなため、比較的副作用が少ないことが理由の1つになっています。

低用量ピルの値段や診察料

低用量ピルの値段はその種類によりますが1シート3,000円前後が通常です。毎月ピル代約3,000円と診察料、病院への交通費で計算しておきましょう。

低用量ピルは、自由診療のため病院によって値段もまちまちです。同じトリキュラーでも2,500円の病院もあれば、3,000円の病院もあります。ピルを始める際に、その病院のピルの価格を先に調べておくことも大切です。

初回は、初診料やその他診察料が合わさり5,000円以上必要なケースもあります。現金での支払いのため、現金を忘れないようにしましょう

ピルを治療のために服用する場合は、保険適用になるため1,000円~4,000円くらいになることが多いです。保険適用でも意外と高いのは、治療に使用されるヤーズやルナベルULDなどのピルは元々の金額が高いためです。

ピルに慣れてくると、病院で3~6ヵ月分のようにまとめて処方してくれるため、診察料や交通費は徐々に少なくなると思います。

オンライン処方を利用することで診察回数を減らしたり、病院までの交通費や病院へ行く時間を軽減することができます。仕事が忙しい方や、土日や夜間しか時間が作れない方はぜひオンライン診療を試してみてはいかがでしょうか

ピルが初めての方でも大丈夫!医師がオンラインでしっかりサポートしてくれます

低用量ピルの飲みはじめによくある副作用について

ピルは黄体ホルモンと卵胞ホルモンが含まれるホルモン剤です。まれに副作用が起こる場合がありますので、ピルを始める前に知っておきましょう。

低用量ピルの主な副作用

ピルの主な副作用は人によって症状や重さもさまざまです。低用量ピルでよくある主な副作用は以下のとおりです。

ピルの主な副作用

  • 頭痛や下腹部痛
  • 悪気(気持ち悪さ)や吐き気
  • 不正出血
  • むくみや胸のはり
  • ニキビや肌荒れ

上記の副作用は、よくあるといわれる副作用の代表例ですが、生理痛や生理周期が個人差があるように、ピルによる副作用にも個人差があります。

よくピルを服用し始めると太るといわれていますが、ピルを服用すると体に水分をためやすくなるため一時的に『むくみ』が生じる場合がありますが、実際に太ることはありませんので安心してくださいね。

また、ピルによっては男性ホルモンに作用する種類もあり、ニキビや肌荒れの原因になることも。まれに、耐えられないくらいの吐き気や頭痛が起こる場合もあります。もし、ピルが合わないと思ったら無理せずに医師に相談して種類を変更してもらうことも検討しましょう。

それから、ピルによる副作用で一番危険とされている病気が血栓症です。ピルを服用することで、血栓症になる可能性がやや高まります。血栓症で死亡するリスクは10万人に1人といわれていますが、とくにタバコを吸う方は、タバコをやめてからピルを服用しましょう。

低用量ピルの飲みはじめは副作用が出ることが多い

上記でピルの副作用について解説しましたが、それらのほとんどがピルの飲みはじめに多く表れます。

それは、身体が外部から入るホルモンにまだ慣れていないため。そのため、ピルが初めての人で飲みはじめてから1ヵ月程度は、なんらかの副作用が出ると思っておいたほうがいいでしょう。

ほとんどの場合は2ヵ月~3ヵ月程度で、身体がピルに慣れてくるのと同時にその症状もおさまります。症状が辛い場合やずっと治まらない場合はかかりつけの医師に相談しましょう

低用量ピルを服用できない人とは?

次の項目にあてはまっている方は、基本的にはピルを服用することができません。血栓症リスクが上昇してしまったり、持病が悪化する場合があります。医師にピルを服用しても大丈夫か診察してもらいましょう。

ピルを服用できない例

  • 高血圧、血栓症体質
  • 35歳以上でたばこを1日に15本以上吸う方
  • 乳がん、子宮筋腫、子宮頸がん
  • 脳や血管に異常がある方
  • 糖尿病や高脂血症の方
  • 妊娠または授乳中の方
  • 手術をしたばかり、または手術予定がある方

低用量ピルを始めるならオンラインでもOK

実は、ピルはオンラインでも始めることができます。近頃はピルに限らずできるだけ病院へ行かずに薬を処方してもらえるオンライン診療が注目されています。

低用量ピルはオンラインでも処方してもらえる

ピルは初めての方でもオンラインでも診察することができます。さらに自宅や指定した住所に配達までしてくれるため、病院へ行く時間や交通費が浮くため、病院よりも値段が少し高くてもトータルすると費用を抑えれるケースもあります。

オンライン診療のほとんどは、ピルを取り扱っている病院や医療機関の医師が行います。診察はビデオ通話や、電話、専用アプリを利用してチャットなどで行います。

(※その人の症状にもよって、例外的に病院で診察を促される場合もあります。)

病院によっては診察だけオンラインで、処方は外来というパターンもありますので、ご自身に合ったオンライン診療を提供している医療機関を見つけることが大切です

低用量ピルをオンラインで始めるメリットとは?

ピルを始めるにあたって、婦人科へ行くこと自体がピルを始めるハードルを上げているといえるでしょう。

本来は対面診療が望ましいですが、ピルが必要なのになかなか始められない方はオンラインのメリットを有効活用しましょう。

オンラインのメリット

  • 病院へ行く時間を軽減できる
  • 病院へ行くための交通費を節約できる
  • 土日や夜間でも対応してもらえる
  • 診察時間を調整できる
  • 誰にもバレずにピルを服用できる

ピルの処方のために毎月病院へ通うことは、意外と負担になることが多いです。仕事などのスケジュールによっては病院へ行けない月も出てくる場合もあります。

また、仕事などの関係で、土日や夜間しか空けれない方も、オンラインで始めることで、自分の好きな時間で診察を受けることも可能です。

当サイトでは、365日24時間対応のピルのオンライン診療ができる医療機関を推奨しています。オンライン診療を検討している方はぜひ参考にしてくださいね

まとめ:ピルを始めるならまずは相談から

経口避妊薬であるピルを始めるには、まずはピル処方のある婦人科などの病院で相談してみましょう。

その際、ピルを服用する目的をしっかり伝えることが大切です。ピルにはたくさんの種類があり、その症状や目的によって使用されるピルが異なるためです。

ピルが初めての方は、少し不安もあるかと思いますので、医師に聞きたいことはしっかり聞いて納得した上で服用し始めましょう

『え?そうなの?』意外とみんなが知らないピルについてのこと

≫『そもそもピルってなに?』ピルの種類や効果、低用量ピルとアフターピルの違いやについて

ピルのイメージってどのようなものでしょう?きっと【ピル=避妊】という認識が多いですよね。ピルは避妊薬ですが、生理前症候群や子宮がんの予防としても重宝されている医薬品です。

また、避妊に失敗したときに使用するアフターピルや、毎日飲んで避妊の予防を行う低用量ピルなど種類も様々。まずはピルについて詳しく知るために簡単なQ&Aをご覧ください。

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『ピルにチャレンジしたいけど出来れば病院へ行きたくない』『毎月、婦人科へ行くためにスケジュール調整することがたいへん!』『男性医師だとどうしても抵抗が..』

日本でピルを処方してもらうためには医師の処方箋が必要です。しかし、何らかの理由で病院に行けない・行きたくない場合もありますよね。そんなときはスマホで簡単にやりとりできるオンライン診療でピルを処方してもらってみてはいかがでしょうか。

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『え?病院でピルを処方してもらっているのって損なの??』実は婦人科・クリニックなどで低用量ピルをずっと処方してもらうと、時間的にも金銭面でも意外と『』が出てしまうことも。デメリットを5つにまとめましたので1度ご覧ください。

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