女性の身体のしくみの中でも『妊娠』って不思議ですよね。
性行為から始まる妊娠のメカニズムを分かりやすく簡潔に説明します。
このページのもくじ
妊娠のメカニズム
1.性行為(セックス)から
すべては性行為(セックス)から始まります。
たった1回の性行為でも、たまたま避妊に失敗した1回でも、女性に不本意な望んでいない性行為であっても、性行為は妊娠の原点になります。
2.精子が入る
性行為(セックス)を行うと、男性側から精子が女性側の膣に入ります。
精子の大きさは0.06mmほどで、一度の射精で2~3億個の精子があると言われています。
※避妊道具を使わずに外で射精しても、射精前にわずかに出る精液(カウパー液)に精子が入っている場合があります
3.精子のサバイバルが始まりさらに奥に
精子が膣に入るとさっそくサバイバルが始まります。女性の膣内は、細菌やウイルスが侵入しないように酸性度の高い状態に保たれています。
ここで精子のほとんどが死滅してしまいます。残っている精子は数百と言われており、ここで生き残る強い精子がさらに奥に進みます。
4.卵子と出会いは時間がない
卵子の寿命は、排卵後24時間と言われています。精子の寿命は3日~4日。この間に出会った卵子と精子が見事に受精するチャンスに恵まれます。
5.受精する
卵子までたどり着いた精子たちが、卵子を囲みます。精子は酸素を出し、卵膜を溶かして中に入ろうとします。1番最初に入った精子が卵子に選ばれます。
最初の精子が入った瞬間に、卵子は膜を張り、他の精子が入れない状態をつくります。こうして数億個の中から選び抜かれた精子だけが、卵子と合体して受精卵となります。
6.受精卵が子宮へ
受精卵となってもまだ油断できません。受精卵は、5日ほどかけて子宮内に移動します。
7.子宮内膜に着床し妊娠!
受精卵が子宮にたどり着き、子宮内膜に無事に着床したら妊娠です。
もしかして妊娠…?って思ったら
いつもと何か違う。。ちょっとした違和感が。。
え?もしかして妊娠??って思ったら初期症状があるか見てみましょう
妊娠超初期の症状について
妊娠超初期とは妊娠0日~3週間ほどの期間を言います。
ニオイに敏感になってきたり、やたら食欲が湧いてきた(減った)りしたら、もしかしたら妊娠のサインの場合も。
個人差もあり、初期の症状はかなり出にくいので気付かない場合も多いですが、妊娠超初期の10の症状で詳しく解説します。
望まない妊娠のケースは。。
妊娠が嬉しい場合もいれば、タイミングが悪く妊娠を望んでいない場合もあります。「彼が避妊してくれなかった」「コンドームが破れてしまった」のケースが多いようです。
望んでいない妊娠の場合は緊急避妊をするケースがほとんどです。望んでいない妊娠のケースについてをご覧ください。
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