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避妊方法の種類と詳細

避妊方法⑥避妊手術の詳細と手術を選択する人の特徴

避妊方法で最も確実な方法と言われる【避妊手術】

『より確実に避妊したい』

『妊娠した時の身体の負担を考え避妊したい』

『年齢や経済的なことを考え、今後妊娠しないようにしたい』

このように妊娠することを望まない人も多く、避妊手術を検討する機会が増えてきています。

今回は、主に女性の避妊手術の方法や費用、術後の妊娠のリスクや手術を希望する人の特徴を解説します。

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避妊手術とは

避妊手術とは、生殖機能を妊娠が起こらないようにする手術のことで、不妊手術とも呼ばれます。

経済状況や年齢、体の負担面を考え避妊を希望する人や、帝王切開を繰り返し、これ以上母体に負担をかけられない人が避妊手術を望む傾向にあり、避妊方法としては最も確実と言えます。

基本的に妊娠を望まない場合、コンドームピルなどで避妊するケースが多いですが、コンドームやピルなどは一時的な避妊方法ですので、避妊手術を受けることで生涯にわたり避妊することが可能で、その反面かなり固い決意が必要です。

避妊手術の方法について

まず妊娠のメカニズムですが、卵巣から放たれた卵子が精子と出会い受精卵になり、卵管を通って子宮内膜に着床します。

女性の避妊手術は、基本的に卵巣から卵子を運ぶための【卵管】を切断することが主流です。卵子が運ばれないため、受精しない(妊娠しない)ということです。

脊椎麻酔などの局所麻酔をかけ、お腹を少しだけ切開し卵管を切断し糸で結びます。これを『卵管結紮(けっさつ)術』と言います。

また、男性の場合、精巣から精子を送り出す精管を切断して縛る『精管結紮切除術』または『パイプカット』と言います。

避妊手術後の避妊確率と妊娠リスク

避妊手術後の避妊確率は、ほぼ100%と言われています。

女性の場合は卵子が卵管を通れません、男性の場合は精子が精管を通れませんので、物理的に妊娠が不可能な状態になります。

しかし、ごくまれにですが、切断した卵管が自然に繋がり妊娠するケースがあります。かなりまれなケースですが、避妊手術後に妊娠する確率は1年間で0.5%程度と言われています。

避妊手術後でもまた妊娠できるようになる?

もし、避妊手術後に『再度妊娠する体に戻りたい』と思った場合は、『卵管再建術』という卵管を再度つなぎ合わせる手術を受けることは可能です。

しかし、その後に自然妊娠できるとは限りませんので、避妊手術を行う際は、家族やパートナーとしっかり話してから決断しましょう。

避妊手術を受けられる条件とは

実は、避妊手術は誰でも受けられる訳ではありません。

避妊手術を受ける条件

  • 妊娠または出産が母体の命に危険を及ぼす可能性がある
  • すでに出産経験があり、出産するごとに母体の健康を損ねる恐れがある

基本的には、出産または妊娠によって母体の命や健康に大きく影響すると診断された人だけが手術を受けることができます。

これは、母体保護法によって定められており、上記の条件を満たす成人した女性が、配偶者の同意を得たうえで手術が受けられます。また、この条件を満たされたパートナー(男性)も、パイプカットの手術を受けられることになります。

避妊手術の費用について

避妊手術を受けるための費用は、おおよそ20万円前後とされています。

避妊手術は出産とは違い保険適用外となり、全額実費負担となります。また、検査や薬などの費用も別途かかりますので、詳しくは手術を受ける病院へ問い合わせてみましょう。

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避妊手術の選択する人の特徴

上記にもありますが、避妊手術を受ける人の特徴についてです。

避妊手術を望む人の特徴

  • 経済的にこれ以上の妊娠・出産を望まない人
  • これ以上の妊娠出産は母体の命にかかわる人
  • 何度かの帝王切開を経験した人

避妊手術はあくまでも女性の身体を守るための手術です。ピルなどの避妊方法とは違い、誰でも安易に受けられる手術ではありません。

避妊手術を望む場合は、まずはご家族・パートナーとよく話した上で意思決定していきましょう。

上記にあてはまらない人で、避妊を望む場合は【低用量ピル】や【子宮内避妊具】を推奨します。

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