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避妊方法の種類と詳細

避妊方法④殺精子剤の効果と使用方法

避妊方法の4番目に紹介します殺精子剤は、男性主体の避妊方法であるコンドームとは違い、女性主体の避妊方法の1つです。

殺製剤には【発泡剤・ゼリータイプ・クリームタイプ】と種類があり、どのタイプでも一般的な使用方法としては、性行為の直前に、膣の奥深く(子宮口付近)に挿入します。

数分~15分ほど待つと、殺精子剤が溶け出し、その液体が射精された精子を破壊し避妊します。(※製品によって異なりますので説明書をお読みください)

今回は、避妊方法である殺製剤の効果や使用方法、購入方法について詳しく解説します。

女性が選ぶコンドームとは?≫

殺精子剤とは?

殺精子剤とは、一般的には性行為の直前に、女性の膣の奥に挿入する避妊道具です。膣内に挿入された殺精子剤が、膣内に侵入した精子を破壊し避妊します。

殺精子剤を挿入してから効果を得られる時間は、20分~60分程度(その商品により異なる)と言われています。

殺精子剤の主な成分は、ノノキシノールと呼ばれる殺精子作用のある成分です。厳密には、ノノキシノールは界面活性剤であり、実は洗剤のようなものです。界面活性剤は、精子の膜を破壊し、精子としての能力を無効化します。

殺精子剤に(ノノキシノール)によって、男性の性器自体に悪影響はありませんし、ピルなどとは違い副作用がない点が魅力的です。

また、コンドームのゴムアレルギーの人や、ピルが体質的に服用できない人との性行為に活躍してくれる避妊方法の1つです。

コンドームとは違い、女性主体の避妊方法の1つであり、避妊方法の選択肢の1つに入れておくと良いでしょう。

殺精子剤は、性行為ごとに挿入する必要があります。また、連続して使用すると、膣内の炎症の原因となることがあります。

殺精子剤の避妊確率

殺精子剤の避妊確率は、おおよそ75%ほどと言われています。コンドームに比べても高くない避妊確率です。

コンドームやピル、IUDなどの子宮内避妊具の避妊確率と比べてみましょう。

殺精子剤 75%
コンドーム 85%
一般的な低用量ピル 99.1%~99.7%
子宮内避妊具 99.2%~99.4%

殺精子剤の避妊確率は決して高いほうではなく、殺精子剤だけで性行為を続けることはやや不安ですよね。

ピルや子宮内避妊具は、避妊確率が高いですが、使用するハードルも高いことが現状です。

ピルや子宮内避妊具を使用しない、またはしたくない人が、殺精子剤とコンドームを併用することで、避妊確率をあげることが大切です。

6つの避妊方法と確率をみる≫

殺精子剤のメリット・デメリット

ここで避妊方法の1つである殺精子剤のメリット・デメリットをまとめたいと思います。まずはメリットからご覧ください。

殺精子剤のメリット

  • 女性主体の避妊方法である
  • 殺精子剤入りのコンドームがある
  • コンドームと併用することで避妊確率がかなり上がる
  • ピルや子宮内避妊具のような副作用がない

メリットとしては、ピルなどのようにホルモンバランスが崩れないので、それが原因での副作用がないこと。

また、殺精子剤だけの避妊方法では不安がありますが、コンドームと併用することで避妊確率があげることができ、コンドームだけで不安な方におすすめしたい避妊方法であることです。

次に殺精子剤のデメリットをあげてみます。

殺精子剤のデメリット

  • 性行為毎に膣に挿入する必要がある
  • 連続で使用すると膣内の炎症の原因に
  • 避妊確率はそれほど高くない
  • 購入することが困難

代表的な殺精子剤のデメリットは、避妊確率がそれほど高くないのに、性行為の度に挿入する手間がかかること。

また、殺精子剤は一般的な避妊方法として取り入れられておらず、日本国内で殺精子剤を購入することが困難なことです(下記で説明します⇓)

殺精子剤は薬局に売っている?販売場所について

実は現在国内では、殺精子剤の購入ができません

結論から言いますと、海外から個人輸入代行サービスを利用して購入するしかありません。

以前は、大鵬薬品が製造販売を行っており、薬局でマイルーラという殺精子フィルムを販売していました。しかし、『避妊確率の低さ』や『安全ではない』という意見が多く、販売中止となった経緯があります。

海外では、避妊方法として殺精子剤を主流で使用しているところがあり、海外からの輸入なら購入できるという訳です。

輸入代行の購入方法≫

さいごに

殺精子剤自体はあまり避妊確率が高くないため、殺精子剤だけでの性行為は避けたほうが好ましいです。

しかし、コンドームがアレルギー等で苦手な方におすすめできる避妊方法です。また、コンドームやピル、IUDなどの避妊確率は100%ではありませんので、殺精子剤と併用・サポートとして避妊を行う上でかなり有効な手段と言えそうです。

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