避妊方法の種類と詳細

【避妊方法②】低用量ピルとアフターピルついて

避妊法にはさまざまな種類がありますが、その中でも女性主体で実用的な低用量ピルは、近年多くの女性が利用しています。

でも実際に低用量ピルを服用するにあたって、医師の診断が必要なこと、副作用や費用など心配事もあり、ピルをスタートするハードルが高いことも事実です。

今回は、避妊方法の1つである低用量ピルのメカニズムや服用方法、副作用や始め方について解説します。

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避妊方法である低用量ピルについて

避妊方法で代表的な低用量ピル。近年は、避妊だけではなく、PMS(生理前症候群)や生理周期の安定化のため、私たち女性に必要な医薬品となりつつあります。そんなピルのメカニズムやアフターピルとの違いを解説します。

低用量ピルとは?避妊のメカニズム

低用量ピルとは、経口避妊薬と呼ばれる女性ホルモンが含まれる錠剤のことを言います。

低用量ピルを服用することで、ピルに含まれる卵胞ホルモンと黄体ホルモンが脳下垂体に働きかけ、排卵が抑制されるメカニズムです。

わかりやすく解説しますと、ピルに含まれる女性ホルモンの働きによって【脳に妊娠していると錯覚】させます。そうすることで、排卵を抑えることが期待できます。

また、子宮内膜が厚くなることを防ぐ作用もあり、もし受精しても、受精卵が子宮に付着しずらい状況をつくります。

低用量ピルの服用方法

低用量ピルの種類によって、やや異なる場合がありますが、ほとんどの低用量ピルの飲み方は一緒です。

基本的に飲み方は簡単です。毎日決まった時間に1錠服用するだけです。服用時間が大幅にずれてしまったり、飲み忘れてしまうと、避妊効果が低下する原因となります。

ほとんどのピルの錠剤は、21錠入ったシートで1セットとなっています。21錠飲んだら、休薬期間として7日間ピルを服用しない期間を作ります。つまり、21日間飲み続け、7日間休薬し、合計で28日で1周期として服用します。

低用量ピルの中には28錠タイプのものも存在します。28錠タイプは、その中の7錠が偽薬(避妊効果がない錠剤)が含まれいます。

毎日飲む習慣を維持するための28錠タイプも処方・販売されています。

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避妊に失敗した時に服用するのはアフターピル

避妊に失敗して、緊急で妊娠を回避するために産婦人科で行う処置で使用するピルは、アフターピル(緊急避妊薬)と呼ばれています。

上記で説明しました、毎日服用し事前に妊娠を回避するピルのことを低用量ピルと呼びます。低用量ピルは、その名の通り【少ない量のホルモン】しか含まれていませんので、身体にかかる負担を最小限にして避妊効果を得ることができるピルです。

一方で、緊急避妊薬であるアフターピルは【中用量ピル】が使用されることが多く、低用量ピルよりもホルモン量が多いため、吐き気などの副作用も出やすい傾向がありますが、緊急時には必要なピルと言えるでしょう。

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低用量ピルの副作用と費用について

低用量ピルを服用する上で、副作用と費用について事前に知っておく必要があります。また、低用量ピルを処方してもらうためには、まずどのような行動が必要かを解説します。

低用量ピルの副作用

低用量ピルは副作用の症状が出ることがある医薬品です。そのため、事前に副作用について知っておく必要があります。

ピルの代表的な副作用

  • 不正出血
  • 吐き気
  • 乳房が張る・敏感になる
  • 頭痛
  • 体重の増加
  • 気分の変化や性欲の増減
  • オリモノの変化

特に普段の生活で影響が出やすい副作用が、吐き気や頭痛、気分の変化といえるでしょう。ほとんどの副作用は、時間の経過とともに回復へ向かいますが、症状がひどい場合には医師に相談が必要です。

また、喫煙者や血栓症体質の人はピル服用ができませんので注意しましょう。

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低用量ピルの費用について

低用量ピルに必要な費用は、おおよそ月に3,000円ほどでしょう。ピルの種類や病院によって異なりますが、1シート2,000円~4,000円が一般的です。

また、病院によっては、血圧検査や子宮がん検診などが定期的に行われるため、その他の検査費用も必要です。

病院でピル処方の初診内容≫病院でピル処方するデメリットとは?

低用量ピルを処方するには?

低用量ピルを処方してもらうためには、産婦人科や婦人科のある病院へ行く必要があります。そこで、医師からの処方箋をもらい、処方してもらうことになります。

外国では、薬局や自動販売機で販売されているピルですが、日本では医師の処方箋が必要です。

また、ピルを服用しても大丈夫な体質なのかを検査する必要があるため、ピル服用を始める方は、まずは最寄りのピル取り扱いのある病院に相談してみましょう。

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低用量ピルの効果は避妊だけじゃない

低用量ピルは避妊効果が期待できますが、実はそれだけではありません。ニキビの改善や生理周期の安定化、生理痛の緩和などを目的として使用されることも。

また、子宮がん予防やホルモン系の治療にも適用され、避妊以外でも幅広く活躍が期待できる医薬品です。

用途によって、処方されるピルは異なるため、まずはピルについての知識を深めることが大切です。

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『え?そうなの?』意外とみんなが知らないピルについてのこと

≫『そもそもピルってなに?』ピルの種類や効果、低用量ピルとアフターピルの違いやについて

ピルのイメージってどのようなものでしょう?きっと【ピル=避妊】という認識が多いですよね。ピルは避妊薬ですが、生理前症候群や子宮がんの予防としても重宝されている医薬品です。

また、避妊に失敗したときに使用するアフターピルや、毎日飲んで避妊の予防を行う低用量ピルなど種類も様々。まずはピルについて詳しく知るために簡単なQ&Aをご覧ください。

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『え?病院でピルを処方してもらっているのって損なの??』実は婦人科・クリニックなどで低用量ピルをずっと処方してもらうと、時間的にも金銭面でも意外と『』が出てしまうことも。デメリットを5つにまとめましたので1度ご覧ください。

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