ラベルフィーユとは、経口避妊薬であるトリキュラーのジェネリックで、卵胞ホルモンと黄体ホルモンを配合した錠剤です。毎日、正しく服用することでトリキュラー同様、高い避妊効果と安全性が期待できます。
ラベルフィーユの先発薬であるトリキュラーの歴史は1979年までさかのぼり、世界でも90か国以上で使用されている実績を持ち、最もポピュラーな低用量ピルの1つです。そのジェネリックであるラベルフィーユは、比較的安価に購入できるためトリキュラーユーザーに人気を集めています。
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このページの目次
ラベルフィーユの基本情報について

種類 | 低用量ピル |
---|---|
世代 |
第二世代 |
相性 | 三相性(錠剤に含まれるホルモン量が3段階に分かれている) |
価格 | 約2,500円~ |
使用目的 | 避妊・生理痛の改善・月経不順の改善・PMSの改善・肌荒れの改善 |
服用方法 | 1日1錠を決まった順番に毎日同じ時間に服用する。21日間連続服用し、7日間の休薬期間をとり28日を1周期とする。 |
特徴 |
第二世代の三相性のピルでトリキュラーのジェネリック医薬品。錠剤に含まれる量が3段階に分かれており自然な生理周期のホルモンバランスに近い |
よく比較されるピル |
トリフリー(トリキュラージェネリック) ※ジェネリックとは、有効成分は同等で安価な後初薬です。製造元が異なるため名称が変わる場合がありますが比較的、低価格で購入できます。 |
購入方法 |
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ラベルフィーユの効果と使用目的

ラベルフィーユは低用量ピルの一種であり、黄体ホルモンと卵胞ホルモンが配合された混合ホルモン剤。主に避妊や生理痛の緩和、生理周期の改善を目的に使用されることが多いピルです。
ラベルフィーユは避妊効果高いと言われている

ラベルフィーユを毎日正しく服用することで、卵胞の発育を抑制し高確率で排卵が起こらなくなります。
また、子宮内膜が肥厚すること(卵胞のベッドをつくること)を抑制することで万が一排卵が起こっても妊娠しにくい状況を作ります。
さらに、子宮頸管粘液(おりもの)の粘性や成分を変化させることで精子が子宮に届きにくい状況を作り、3重で妊娠することを防ぎます。
ラベルフィーユは、レボノルゲストレルと呼ばれる世界的にも最も汎用されてい黄体ホルモンが配合されていて『第二世代』に分類されます。
第二世代のピルに使用される黄体ホルモン(レボノルゲストレル)は、卵胞ホルモンの分泌を抑え子宮内膜が厚くなるのを防くため、避妊確率を上昇させるとともに経血量を抑えることができます。
生理痛が酷くなる原因の1つに、子宮内膜が厚くなり経血量が増えることで子宮の収縮が大きくなるため生理痛が酷くなるということがあります。ラベルフィーユを服用することで経血量が減るため、生理痛が緩和されることが期待できます。
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ラベルフィーユはPMS(月経前症候群)の改善が期待できる
ラベルフィーユに限らずですが、低用量ピルを服用することで体内のホルモンバランスがコントロールされます。そのため、ホルモンの乱れが原因で起こるPMS(生理前症候群)やひどい生理痛、生理周期の改善が期待できます。
ラベルフィーユは配合されるホルモン比率が異なる三相性のピル
ラベルフィーユはホルモン配合量が3段階に変化する三相性の低用量ピルです。マーベロンやヤーズは1シートの錠剤全てが同じホルモン量が配合されている一相性のピルです。
三相性のメリットとしては、もともとの生理周期に近いホルモンバランスで配合されているため、特に飲みはじめの不正出血などを始めとした副作用が比較的軽いと言われています。
また、上記でもありますが、三相性にすることで他の低用量ピルに比べて、1シート21錠中に配合されるホルモン量が少なく、比較的副作用が軽減されることが期待できます。
デメリットとしては、生理日をずらしたいときには一相性のピルのほうが比較的簡単で向いていると思います。生理日をずらしたい方は一相性のマーベロンを推奨しています。
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ラベルフィーユに関するよくある質問

次にラベルフィーユの良くある質問『ラベルフィーユ21と28の違い』『ラベルフィーユとトリキュラーの違い』『ラベルフィーユとマーベロンの違い』について解説したいと思います。
ラベルフィーユ21と28の違いとは?
ラベルフィーユには21と28があり、これは1シートの錠剤の数を表していますが、どちらも効果は変わりません。ですが28日の中で服用する錠剤数が異なります。
ラベルフィーユは21日間連続服用し、7日間の休薬期間を設け28日を1周期とする服用方法です。
ラベルフィーユ21 | ホルモンが配合された錠剤が21錠入っているタイプです。21日連続服用し7日間は休薬期間として服用を休み、29日目に新しいシートを始めます。 |
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ラベルフィーユ28 |
21と同様にホルモンが配合された錠剤が21錠入っており、ホルモンが配合されないプラセボ錠(偽薬)が7錠入っているタイプ。 休薬期間中は7錠のプラセボ錠を飲むことで、毎日決まった時間に服用する癖がつき、飲み忘れ防止に繋がります。 |
なるべく安く購入したい人はラベルフィーユ21を、毎日飲む癖をつけたい人はラベルフィーユ28がおすすめです。
ラベルフィーユとトリキュラーの違いとは?
ラベルフィーユは、世界中で最もポピュラーな低用量ピルの1つであるトリキュラーのジェネリック医薬品です。ジェネリック医薬品とは、厚生労働省の認可を得て製造販売される、 新薬と同じ有効成分を含む医薬品です。
世界に数多くあるジェネリック医薬品の中でもラベルフィーユは日本国内で承認されているため、医療機関(産科・婦人科等)で処方することができます。
ですから、ラベルフィーユとトリキュラーの効果や服用方法などは全て同じです。(ジェネリックの中には、新薬よりも飲みやすさや飲み間違える工夫など、新しく改良させたものもあります。)
トリキュラーとマーベロンの違いとは?
ラベルフィーユ(トリキュラー)とマーベロンはよく比較されるが低用量ピルで、どちらも低用量ピルの中では人気が高く、避妊や生理痛の緩和などに使用されます。
どちらのピルも1シートに21錠タイプと、プラセボ(偽薬)が含まれる28錠タイプがあり、28日で1周期とする低用量ピルです。
ラベルフィーユ | 第二世代 |
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マーベロン | 第三世代 |
ラベルフィーユとマーベロンは2つのホルモンが含まれる混合ホルモン薬です。2つのホルモンとは卵胞ホルモンと黄体ホルモンのこと。
どちらのピルも『エチニルエストラジオール』という卵胞ホルモンが含まれていますが、世代によって使用されている黄体ホルモンが異なります。
第二世代のラベルフィーユの黄体ホルモンは『レボノルゲストレル』といい、第一世代の黄体ホルモンよりも副作用(ニキビや食欲増進など)が緩和されると言われています。
一方、第三世代のマーベロンの黄体ホルモンは『デソゲストレル』で、第一、第二世代のピルよりも副作用を減少させるために用いられており、デソゲストレルは男性ホルモンを抑制するため、従来のピルよりもさらにニキビや毛の濃さへの改善が期待できます。
第三世代の注意点としては、第一世代や第二世代のピルよりもやや血栓症の確率が高まると言われている点です。
ラベルフィーユ | 三相性のピル |
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マーベロン | 一相性のピル |
一相性のピルとは、1シートの錠剤全て同じホルモン量が含まれているピルのことです。
一方、三相性のピルとは、1シートの中にホルモン含量が異なる錠剤が、約1週間ごとに3段階で分かれているタイプのピルでラベルフィーユは三相性にあたります。
一相性のピルは、ホルモン量が一定なため体調の変化が起きにくいと言われています。
三相性のピルは、本来の生理周期のホルモンバランスに近い状態で摂取できるため、飲み始めの不正出血や副作用が少ないといわれています。
どちらのピルも、ホルモン変化に身体が慣れてくる2~3ヵ月で不正出血などの副作用は落ち着いてきますので、不正出血はできるだけ避けたい!とい方はトリキュラーやラベルフィーユのような三相性のピルを選ぶと良いでしょう。
ラベルフィーユに向いている人 |
・飲みはじめなど不正出血を出来るだけ少なくしたい ・開発から長い歴史があり、より安全性が確立されているピルを選びたい ・服用によるホルモン量を出来るだけ少なくしたい |
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マーベロンに向いている人 |
・男性ホルモンを抑制しニキビや肌荒れ、毛の濃さを改善したい ・毎日の体調を安定させるためにホルモン量が一定のピルを選びたい ・生理日を簡単にずらしたい |
ラベルフィーユ(トリキュラー)とマーベロンの違いは『世代』と『相性』です。
とちらもメリット・デメリットがありますが、自分にあったほうを選ぶことが大切です。もちろん最終的には医師が決定しますが、希望があれば診察の際に伝えてくださいね。
また、どちらのピルも服用方法は一緒です。1日1錠決まった時間に、21日間連続で服用します。7日間の休薬期間を設け、29日目に新しいシートを始めます。
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ラベルフィーユの副作用

ラベルフィーユを服用することでまれに副作用が起こる場合があります。副作用はピルによって強制的にホルモンバランスが変化するためです。主な副作用の症状はこちらです。
- 不正出血
- 頭痛・片頭痛
- 胸のハリ・胸の痛み
- めまい・ふらつき
- 吐き気・悪心(気持ち悪さ)
ラベルフィーユは体内のホルモンバランスを強制的に変えるため、特に飲み始めに副作用が強くみられるケースが多いです。通常、2ヵ月~3ヵ月程度で体内のホルモンバランスが安定し、副作用も落ち着く傾向があります。
ピルで一番気を付けたい副作用は血栓症です。血栓症が起こる確率はごくまれですが、たばこを吸う人や血栓症体質の人はリスクが高いためピルを服用することはできません。
ラベルフィーユに限らず低用量ピルを服用するとよく似た症状が起こる可能性があります。そのため、副作用の程度にもよりますが、基本的には『そのまま様子をみましょう』と言われ2ヵ月~3ヵ月程度様子をみることが多いです。
ピルは種類が多く、そのピルによって特徴が異なるため、どうしても人によって合う合わないが出てきますので、種類変更も含めて相談してみてはいかがでしょうか。
ラベルフィーユを飲み忘れた場合の対処法

ラベルフィーユを飲み忘れた時の対処方法についてです。
1錠飲み忘れた場合、飲み忘れに気付いた際に1錠飲みましょう。
丸一日、飲み忘れてしまい、次の日に気付いた場合は、次の日に飲み忘れた1錠を飲んでください。2錠一度に飲むわけではなく、当日分は決まった時間に服用します。その日は1日に2錠飲むことになります。
2錠以上飲み忘れてしまった際は、そのシートの服用は一旦諦めましょう。服用を中止することで次の生理(出血)が起こり次第、新しいシートで最初から服用しましょう。
避妊効果の確率が高くなるのは連続服用7日以降です。1周目に飲み忘れた際は一週間ほど避妊効果が薄れているものとし、性行為の際はコンドームなどを忘れずに使用しましょう。
2週目以降の1錠(24時間以内)の飲み忘れなら、思い出した時にすぐ服用することで避妊効果は持続されていると考えて良いでしょう。
参照:トリキュラー(ラベルフィーユ)の飲み忘れの詳細ページへ

ラベルフィーユの購入方法について

最後にラベルフィーユの処方や購入方法についてです。ファボワールの購入は大きく分けて3つの方法があります。
- 『海外製トリキュラーを通販で購入する』
- 『病院での処方してもらう』
- 『オンラインで処方してもらう』
それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。
トリキュラーを通販で購入する

ラベルフィーユではありませんが、同成分のトリキュラーは通販で購入することもできます。通販は個人輸入代行サービスサイト通じて、まとめ買いで通常よりもかなり安価で購入することができるメリットがあります。
ラベルフィーユを病院で処方してもらう

ラベルフィーユを処方してもらうためには基本的に医師の処方箋が必要です。ですから病院へ行き診察を経て処方してもらうという流れです。
ピルを処方している病院は都心以外は思ったより少ないので、まずは最寄り駅に対象施設があるかを確認してみましょう。
ラベルフィーユをオンライン診察を利用して処方してもらう

ラベルフィーユの処方はオンライン診療・処方を利用するととっても便利で、オンラインで医師が診察するため、ピルが初めての人でも安心して利用できます。コロナ渦の中、オンライン診療を選択する人が増えています。
- 定期的に病院へ行く時間が取れない
- ピル処方がある病院が遠くて行けない
- 病院へ行く時間や費用を抑えたい
- 病院へ行く時間帯が夜間や休日しかない
- 婦人科に抵抗がある
- 自宅で空いた時間で診療や処方を受けたい
- 誰にもバレずにピル処方を行いたい
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