この前、避妊に失敗しちゃって。。。
次の生理が来るまで不安な思いをした体験はありますでしょうか。意識しすぎていつもの生理前と何かがちょっと違うような…。もしかして妊娠!?って考えてしまいます。
頭痛や出血、腹痛、下痢、胸周りの違和感、おりものの変化、生理の遅れ。
妊娠を期待する人も、そうでない人も気になる「妊娠超初期の10の症状」について、体験談をもとに詳しく解説します。
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妊娠初期と妊娠超初期の違いって?

生理が来ない場合や、つわりの症状がある場合は妊娠と判断しやすいですが、妊娠初期では自覚症状が表れないことも。まずは、妊娠超初期の説明からです。
妊娠超初期って妊娠してからどれくらい?
1ヵ月~4ヵ月を「妊娠初期」と呼びますが、その中でも妊娠0週(妊娠前の最後の生理日)から妊娠3週までの頃を「妊娠超初期」と分けて呼んでいます。
妊娠の疑いがある場合、次の生理日まで悶々と過ごすケースもありますが、ほとんどの人は症状もあまり現れず、妊娠と気付かずに過ごす時期になります。
超初期の期間は妊娠検査薬で反応はあるの?
もしかして妊娠かな?って思ったら、まず薬局で売っている妊娠検査薬でチェックする人が多いでしょう。
しかし、あまりにも早すぎると検査薬に正しい反応が表れない場合が多いです。タイミングが早すぎる検査は、妊娠していても陽性反応がでない場合がほとんどです。
基本的に妊娠検査薬を使用するタイミングは、生理予定日の1週間後あたりから使うと精度が高まります。
ですので、妊娠0週~3週である「妊娠超初期」では、妊娠検査薬を使用しても陽性反応は出る可能性はかなり低いと言えます。
妊娠検査薬で陽性反応が出た場合は、すぐに病院で検査してもらいましょう。妊娠検査薬は、子宮外妊娠の場合でも陽性反応がでますので、医師による診察が必要です。
妊娠超初期に現れる「10の症状」について

妊娠0週~約3週までの妊娠超初期の症状は、かなりわかりずらいですが、微妙な症状で「妊娠かな?」と気付く場合もあります。以下の症状がある場合は、もしかしたら妊娠のサインかもしれません。
超初期の10の症状

1.臭いに敏感になってきた
⇒ある特定のニオイが気になったり、そのニオイで気分が悪くなったり。妊娠の時はちょっとしたニオイに敏感になることが多いです。嗅覚の変化を感じたときは注意です。
2.いつもより食欲がありすぎる、食欲が全然わかない
⇒妊娠初期には食欲の変化が表れる人が多いです。何故だかわからないけど、いつも以上に食欲があったりなかったりしないかチェックです。
3.やたら眠気に襲われる
⇒「寝ても寝ても眠い。。。」といった眠気は妊娠初期から起こりやすい症状です。PMS(月経前症候群)とよく似ているかもしれません。妊娠初期に増えるプロゲステロンというホルモンが影響して眠気が強くなる場合があります。
4.いつもよりお腹が張る
⇒下腹部の違和感や生理前のようなチクチクした感覚が増えます。妊娠すると子宮が大きくなり、子宮を支えるじん帯が引っ張られるためにお腹が引っ張られるような感覚になる場合も。
5.イライラ・不安
⇒妊娠初期は、ホルモンバランスが急激に変化します。感情のコントロールがうまくいかず、急にイライラしたり不安になったり。PMSと見分けはつきにくいですが、精神的に不安定になったら妊娠を疑っても。。?
6.少量の出血があった
⇒排卵日からおよそ2週間後に起こる「着床出血」です。妊娠の超初期症状です。出血自体は生理の時よりも明らかに少ない場合が多いので、見分けは付きやすいと思われます。
7.おりものの量が増えた
⇒女性の体調のバロメーターといわれる「おりもの」の変化です。個人差はありますが、妊娠するとおりものの量が増える傾向に。いつもは大丈夫なのに、最近は下着をよごしてしまうという方は妊娠の前兆かもしれません。
8.便秘がちになった、トイレの回数が増えた
⇒普段から便秘がちの人は多いので気付かない可能性はありますが、いつもより「あれ?まだでないかな。。」って思ったら体の変化かもしれません。
9.胸部の違和感
⇒ホルモンの変化に慣れるまでの妊娠初期は、胸が張ったり、乳首が服に擦れてチクチクしたりして痛みを感じることも。胸部に違和感がある場合は注意です。
10.なんだか熱っぽい
⇒妊娠初期は体温が上昇することが多いです。女性の体温は、月経の周期によって低温期と高温期に分かれますが、妊娠初期は高温期がしばらく続きます。
これらの症状がみられた場合は、もしかしたら妊娠していることも。症状が大きくなってきたら病院に行ってみましょう。
もし、望まない妊娠の場合はこちらをご覧ください
妊娠と分かったら気を付けること

妊娠と分かったら、胎児のために気を付けたいことがたくさんあります。
たばこやお酒をやめる
カフェインを控える
激しい運動やお腹に負担がかかる態勢
市販の薬や持病の薬の服用は医師に相談する
妊娠と判明したら、すぐに病院に行って診察してもらってください。また、妊娠かも?と可能性がある場合でも、胎児の負担になる行動は可能な限り避けたほうが賢明でしょう。
産婦人科へ行くときの服装や持ち物

メイク
⇒顔色や表情も大事な診察のポイントです。ナチュラルメイクが◎
トップス
⇒聴診器の診察がしやすいように前開きの服装がおすすめ。血液検査のための採血や血圧測定がある場合も。袖もめくりやすいほうが◎
スカート
⇒内診で下着を脱いで足を開くことも。スカートならそのまま診察できます。ほとんどの病院には婦人科診察用のスカート等が用意されていることが多いですが、着替えの手間などを考えるとスカートが◎
靴
⇒内診や体重測定で靴を脱ぐことも。歩きやすく、脱ぎやすいくつ(スニーカーなど)がおすすめです。
持ち物
⇒保険適用外の診察がある場合も。現金が1万円~2万円あるほうが安心です。また、健康保険所や基礎体温表(つけている場合)はもちろん、心配な方は予備の下着やナプキンがあると◎(内診でかるい出血があることも)
さいごに

妊娠を期待したいしてる人も、望んでいない人も、妊娠の疑いがあるときは、何とも言えない悶々とした状態が続いてしまいます。
妊娠直後の症状は、生理前の症状にも似ていて判別がつきにくいことは事実です。しかし、もし上記の症状があった場合はもしかしたら妊娠しているかもしれません。望まない妊娠の場合は早めに病院に行って相談しましょう。
妊娠を期待している方は、焦る気持ちもありますが、まずは基礎体温の測定や、生理予定日ごろに妊娠検査薬を使用してみてはいかがでしょうか。